うどんの素材
"小麦"のこと
いつも皆さんが食されているうどん、本当に心から美味しいと感じてますか?
「よく売れている商品だから」
「国内産小麦と書いてあるから」...
パッケージの裏の原材料名をよく見てください。
小麦粉・食塩・酸味料・酸化防止剤・プロピレングリコール・・・
カップ麺にいたっては、着色料や化学調味料などなど、「これってほんとに食品!?」と、食べるの がこわくなるような添加物がたくさん入っています。
本当にそれで美味しいうどんに出会ったと言えるのでしょうか?
そこで 「心の底から、体の芯まで美味しい」と感じていただけるうどんを目指すため、北海道へと素材を求めました。
北海道小麦生産者訪問記
● 麦屋亭主:毛利仁人の北海道小麦生産者訪問記 ●
「 ほかの小麦生産者からはからは 「しんどいだけだ、やめとけ」と言われ続けているんです。
でも、消費者に安全な小麦を届けることが自分たちの使命だと思っています。」
こう言う松永さんを目の前にして私、毛利はどこからとなく熱い感情を抱いた。
(左から中川さん、飛田さん、松永さん)
今年は春先の寒さにより小麦の発育が 1週間から10日ほど遅れているそうだ。
北海道芽室町の8戸の生産者で作る「YES!clean(※1)栽培小麦(品種ホクシン)」は9月下旬に種をまき翌年の7月中旬から8月初旬に刈り取る。
なんと、収穫までに10ヶ月もかかるのです。お米の約2倍以上の生育期間がいるのです。
北海道の小麦は寒い冬を越冬さす事で本土の小麦では出す事の出来ない深みのある味が得られるのだそうです。
収穫は十勝地方でいつも雨が降る時期の直前に行われます。
小麦はまとまった雨がくると品質ががた落ちしてしまうのだそうです。
だから、徹夜で小麦を刈る事もあるそうです。
十勝地方で小麦を刈るコンバインは日本製のでは小さすぎて皆外国製のコンバインを使います。
一般道路を走るのには幅が広すぎるのだけれど、小麦の収穫時期の頃は警察も見て見ぬ振りをしてくれるらしい。
なんだか微笑ましい光景ですね。
特に今回取材させていただいた東洋農場の飛田さんの小麦畑は1区画あたり30丁あり甲子園4、5個ぶんだそうです。
(そんな畑をたくさん持っているそうです。)
そんな広大な畑を苅ってしまう機械はこのくらいはないとやっていけないそうです。
ほんと、同じ田舎でも麦屋のある田舎はどこ見ても山で平地などほとんど無いのですが、こちらは逆で広大な土地ばかりで山は見えるけれどなだらかに登っていると言った感じでした。
そんな心意気の男たちが、極寒の地で 丹誠込めて育て上げた正真正銘の小麦を使用して、四万十水系最上流の生まれたての天然水で練り上げた至極のうどんの「麺日和」のお買い求めはこちらです。
【旅行記番外編・・・】
これは、「コロポックル」といって十勝地方で言い伝えのある伝説の妖精です。
ちょっと写真が手ぶれで見にくいですが興味のある方は読んでみてください。