毛利製麺のこだわり
毛利製麺のうどん工房は、四万十川の辺にあります。
それは「四万十の水」と「四万十の青のり」にこだわったからです。
私たちが作るうどんは水が命。大自然の水が毛利製麺の隠し味です。
そして、四万十川の汽水域で採れる「川のり」は日本随一の品質を誇ります。
お客様に喜んでもらえる、最高のうどんを作るのが、私たちの仕事なのですから…。
これからもその思いは変わりません。
業務用卸し販売
毛利製麺のうどんを業務用販売しております。四万十川の水と国産小麦100%を使い、
長時間熟成と湯がきたてを急速冷凍する独自製法によって実現した、
どこにも負けないモチモチ食感は高知県四万十でしか作ることができません。
小ロットからでも対応しておりますので、このモチモチ食感を生かした
オリジナルメニューの開発にお役立て下さい。
- 急速冷凍
- 湯がきたてを急速冷凍した麺なのでゆでたての美味しさを長期間保存できロスを出しません。
- 熟成
- 長時間熟成を行う事で得られる毛利製麺独特の麺のコシ、モチモチ食感が人気です。
- 素材
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国産小麦100%。
四万十の水と国産小麦と自然塩だけの身体に優しいうどんです。
- 包丁切り
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麺のエッジが立ち、プリッとした食感を出すために、
敢えて手間のかかる包丁切りで一本一本切っています。
OEM提供
毛利製麺の独自の製造技術を活用し、お店ごとに違った表情の製麺でOEM提供できることも
私達の強みです。お客様のご要望にあわせて様々な麺の試作開発から製品製造まで
一貫して行いますので、お気軽にご相談下さい。
- 過去にOEM開発した商品 -
・黄ニラうどん(岡山県)
・ラグメン(福岡県)
・みそうどん(愛知県)
・平山うどん(高知県)
・ブランうどん、ブランパスタ(東京都)
・歌舞伎座うどん(東京都)
その他、店舗やメーカーオリジナルうどん多数
製造工程
毛利製麺独自の食感を出すために製造過程には特にこだわっております。
何度も何度も繰り返し試作を重ねた上で商品化しておりますが、
ここで毛利製麺のうどんの美味しさの秘密をご紹介いたします。
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- 練り
- 小麦粉と水と塩を混ぜ合わせ生地を練って行きます。この工程でうどんのコシや食感を決めてしまうほど重要な工程です。中でも加水の加減は特に職人の経験が問われるところで、天候気候・湿度・小麦粉の状態・水温など様々な要素から加水量を微調整しています。
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- 鍛え
- 四万十の水を使用することで、熟成スピードに大きな違いが現れます。生きた水で練る事で、様々な微生物の作用により通常の水道水では考えられない熟成が行われます。気温や湿度にもよりますが、早い時には4時間ほどでうどんができる熟成に達します。しかし、毛利製麺では温度管理を行いさらに丸1日寝かせます。寝かせることでより絶妙の弾力と味わいが生まれます。
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- 伸ばし
- 一昼夜熟成されたうどん生地は、うどんのコシを生み出すグルテンを壊さないように徐々にうどんの厚さまで延ばして行きます。毛利製麺の麺生地は非常に弾力があり、同じ圧力でも反発力が強くなかなか薄くなりません。そこで同じ延圧箇所を時間をおいて2度通す事で、その厚みに慣れたうどん生地をストレス無く延ばして行く事ができます。
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- 包丁切り
- 通常多くのうどんを作る製麺所さんでは、作業効率の良い「切り刃」というシュレッダーのようなものでうどんを切って行く事が多いのですが、毛利製麺では「包丁切り」という、昔ながらの一本一本うどんを切る製法を続けております。非常に時間がかかり麺の幅を調整するのが難しいのですが、一本一本包丁で切ったうどんはエッジが立っていて見た目にも違いがあるもはもちろん、口の中で跳ねるような食感も味わえます。
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- ゆがき
- 毛利製麺は冷凍うどんの専門店です。それは四万十水系の水をたっぷり吸い込んだ美味しいうどんを召し上がっていただきたいからです。うどんは湯がく段階で多くのお湯を吸い込み、水分が約70%ほどになるため、どんなに練った水にこだわろうとも、湯がく水がよくなければ味は落ちてしまいます。そこまでこだわるのが「毛利製麺品質」なのです。
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- 計量
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通常の冷凍うどん工場では、オートメーションで計量されます。
人手を必要とせず効率が良い反面、うどん本来の「長さ」が損なわれ、短い麺が多くなってしまうというデメリットもあります。
毛利製麺ではそのことも踏まえ、一つ一つ手計量を行っております。そうすることで、麺を途中でカットすることなく冷凍出来るので、お客様が食べた時にもうどん本来の「長さ」を楽しむことができます。
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- 急速冷凍
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ゆがき立てのうどんをマイナス50度で急速冷凍します。
出来立ての美味しさを「ギュッ」と閉じ込めるのです。
通常の冷凍庫(マイナス20度程度)で凍らすと、時間がかかりうどんが伸びてしまう。
又、解凍時にうどんがくっついてしまっていて、ゆがきムラが出ます。
その点マイナス50度で一気に凍らす製法は、うどんの味を損なうことなく解凍しても綺麗にほぐれます。特に飲食店で扱う場合、非常に需要な要素となってきます。
導入店舗
林邸カフェ様
HAYASHITEI Café
高知県宿毛市中央3-1-3
https://www.hayashitei.com/cafe-menu/
使用うどん
「四万十うどん」「極太うどん」
うどんメニュー
林邸うどん もちもち太麺チキンカレーうどん
林邸うどん かつおだし かけつゆうどん(温 冷)
林邸うどん 柑橘ジュレの豚しゃぶうどん<夏季限定>
宿毛産ケンボロー豚と宿毛柑橘の温玉肉うどん〈冬季限定〉
開発秘話
林邸カフェさんは、調理施設の条件(家庭用のIHのみ)で、ドリンクとパンや調理のいらないホットドックを開店当初提供していました。
しかし、「もっとランチでもしっかり食べられるものを提供して欲しい」というお客様の要望により、簡単で美味しく提供できる毛利製麺のうどんを検討いただきました。
カレーライスは提供されていたので、このカレーを使ったカレーうどんを提案しました。
うどんを湯がくのはIHでも可能ということで毛利製麺のうどんをランチメニューにいれていただきました。
当初は「カレーうどん」の他にも「かけうどん」「野菜を乗せたぶっかけうどん」を提供。お店でも調理やオペレーションに慣れた頃に、新メニューとして地元の豚肉を使った『冬の譲治-GEORGE- 宿毛産ケンボロー豚と宿毛柑橘の温玉肉うどん』が登場。
このように制約のある調理スペースや機材でも、美味しくオリジナリティーのあるメニューが提供可能になりました。
出汁も全て毛利製麺の「無添加うどんつゆ」をご使用いただいております。
焼肉たかみ様
株式会社ココレアダイニング(焼肉たかみ)
高知県四万十市中村一条通4丁目2−2
http://shimanto-takami.com/y_menu/
使用うどん
「四万十うどん」
うどんメニュー
チゲうどん
ビビンうどん
ザルうどん
開発秘話
焼肉たかみさんの店舗移転リニューアルに合わせて新メニューを、ということで導入いただきました。焼肉店にあったうどんメニューの開発という事で、何度も試作、試食いただき、盛り付けや味の調整などかなりこだわったオリジナルうどんを開発いただきました。
焼肉のシメとしてはもちろん、うどん単体でも人気メニューになっているという事です。
道の駅 あぐり窪川様
道の駅 あぐり窪川
〒786-0026 高知県高岡郡四万十町平串284−1
使用うどん
「四万十うどん」「青のりうどん」「極細うどん」「青のり極細うどん」
開発秘話
高知県一繁盛している道の駅。四万十川の上流域にある。
メニューにうどんはあったのですが、四万十らしさはなく一般的なうどんだったので、当時の駅長と毛利製麺の毛利とで四万十川らしいうどんメニューを、という事で導入いただく。
初めは「四万十うどん」と「青のりうどん」だったが、数年後毛利製麺で極細麺を開発し提案したところ、「青のり極細うどん」と「四万十うなぎ」のセット「清流セット」が大人気となった。
特にGW〜秋のSWまでの間は一番人気となり、お客様にも大変喜んでいただいている。と同時に、道の駅の厨房でも手間要らずで美味しく出来る毛利製麺の冷凍うどんと鰻の蒲焼はオペレーションも簡素化され、提供もスムーズに行えるので非常にありがたいとのこと。
現在は四万十ポークを使った肉うどんも人気。