日本で一番有名なうどんのブランドは「讃岐うどん」です。
これには各地方の有名なうどんに関わる方でも異論はないと思います。
多分一番食べられているうどんも「讃岐うどん系」でしょう。
美味しくて安いですもんね。
しかしこれからうどん店を商売として始める方、もしくはうどんの取り扱いを始めるお店からすると、この安さが仇となります。
巷には安くて美味しい「讃岐うどん系」のお店があふれていますし、スーパーには冷凍でお手頃な価格の「讃岐うどん」が販売されています。
こう行った状況の中、新たに「讃岐うどん」を名乗ってお店を始めたりメニューに載せたりすると、よほどのクォリティーか理由がないと多くの讃岐うどんと比べられます。
「この味でこの価格か〜」
「この価格ならどこどこで食べた方がいいな」
「この味だったら、もっと安く美味しいものが食べられるのに」
といった具合です。
しょうがないですよね。
大手チェーン店で300円以内でそれなりの味のものが食べられるんですから。
そこで、これからうどんを扱おうとする方にオススメなのは
「讃岐うどん以外」
のうどんで勝負することです。
特にご自身がうどん職人でない方はなおさらです。
理由はまず「讃岐うどんは儲からない」からです。
香川県の老舗や有名店は例外で、それ以外の県で個人で展開する「讃岐うどん系」のお店は、ご自身がうどん職人でない限りほぼ儲けは出ないです。
その理由は、次回の記事で紹介します。