麦太です!久々にうどんネタをご紹介します~
今年1月16日の高知新聞で紹介された、平山うどんのご紹介です!
昔は高知県でも稲作と合わせて、麦を作り味噌などを作っていたそうです!しかし輸入小麦が当たり前になり、いつの間にか麦の栽培がほとんどされなくなりました。
高知県の北東部に位置する、香美市土佐山田町の山間にある平山地区で消えゆく高知県産の小麦が復活したんです!
スーパーValeuを経営する「土佐山田ショッピングセンター」石川社長✖地域交流施設・ほっと平山の門田さん✖ 山田高校の生徒さんとのコラボレーションで復活!
平成16年12月・ほっと平山の近くにある、休耕田に和の麺類に向いている国産小麦「農林61号」の種を蒔いたのだそうです!
早春にはすくすくと成長をはじめ・・
四月の末には麦の花が咲きました!
6月には黄金色に輝く立派な実がなり収穫されました!!
収穫された小麦のお写真です!!なんとも野性的な色ですね~
高知市内の九竜製粉所さんで製粉をして頂いたんですが、ここが平山うどん最大の特徴なんです!!
通常の小麦は表皮、胚芽、
写真が製粉された、全粒粉です!きな粉みたいですね~凄い事に、普通の薄力粉に比べて食物繊維3倍・鉄分やビタミンもダントツ高高くて栄養満点!!しかし難題が・・・
残念な事に全粒粉だけでは、うどんに出来ないんです!!という事で、青のりうどん・碁石茶うどんなどでノウハウがある、うどん工房麦屋に全粒粉うどん製麺のご依頼を頂きました!!
写真は練って一晩寝かせた状態の麺体です!左が全粒粉の平山うどんです!右が通常の小麦粉で作った麺体ですが、一目瞭然・・かなり褐色の肌をしていて男前ですね~
熟成された平山うどんを、金毘羅シックス(ローラー)で慎重に伸ばして行きます!
その日の気温・湿度や麺体の熟成度合いで微妙な調整をしながら職人が麺切作業を行い、茹で窯へと麺を誘導します!
いってらっしゃ~い~~!!
高温の茹で窯で一気に茹で上げます!!
茹で上がった麺は、スグに冷水でキュってしめて、計量しながらトレーへと!
職人技ですから、麺が伸びる暇もなく・・計量されてトレーへと!
最後の行程の前にきちんと整列してもらって・・
日本上空に滞在中の寒気団御一行様級・マイナス50℃急速冷凍機へと投入~~~茹でたて美味さ瞬間冷凍して閉じ込めます~~(凍)
パッキングして完成です!パッケージの平山うどんは、山田高校書道部さんが書いたそうですよ~~
早速、試食をしてみました!!茶褐色でこれぞ小麦色ですね~つやつやしております!
シンプルに、ざるうどんにしてみました!!お口の中にほうばると、何ともモチモチしてコシもしっかりしています!鼻腔に抜ける小麦の香りも期待通りですね~美味い!!
目を閉じると・・風に揺られる、平山の畑に実った黄金色の農林61号がの姿が浮かんできます!!(感動)
今回の平山うどん作成に頑張ってくれた、麦屋の麺職人さんです!
高知県産小麦(全粒粉)を使った「平山うどん」高知県香美市土佐山田町内にあるバリュー各店で販売しております!初回製造分は既に完売したとか(凄)先日、本年度最終となる「平山うどん」を発送しましたが売れ切れ必須ですよ~
うどん工房麦屋では、こんなうどんが作りたい等々、みなさまの様々なご要望にお応えしたいと思っております。お気軽にご相談ください。
TEL:0880ー34ー8031(受付9:30~17:30 土日祝を除く)
FAX:0880−34−8032(24時間、365日受付)
次回は平山うどんメイキング動画をご紹介予定です。麦太でした!